私がトイロを始めた理由

da289c68091a0ec9718c3b683aeec653_s「なんでトイロの活動を始めたの?」

ふと友人からそんなことを聞かれました。活動をみんなに知って欲しいと思う反面、少し照れくささが残っていた私は「面白そうだから!」と答えてしまいました。

でも友人と別れた後、1人になって考えてみるとそんな一言で言えるようなきっかけじゃなかったんだ。自分の正直な気持ちを身近な人にも言えないなんて…と反省しました。

そこで、今日は私がなぜ、トイロの活動を始めようと思ったのか少しお話しさせてもらおうと思います。

私が長男を出産したのが2014年。その時、夫は無職でした。というか、妊娠がわかった時点でも無職でした。大企業に勤めていた夫はその激務に体調を崩し、生まれ故郷の鹿児島へUターンしたばかりだったからです。でも誰にも言えませんでした。

その後、無事仕事は決まりましたが今度は私が産後、うつになりました。つわりも出産まで続いていたため(途中点滴しながらの勤務&入院あり)心身ともに疲労困憊で産後の体調がよくなることはありませんでした。それでも親を頼ることはありませんでした。

その時、ふと育児学級に参加して友達を作ってお互いの子を見れるようになって、「あ〜。いままで何でも1人でやろうとしてたんだな。」「完璧を求めすぎてたんだなぁ。」「自分のやりたいこと我慢しすぎてたんだなぁ。」って思ったんです。

うつ(のちに双極性感情障害だとわかります)になったきっかけはきっといろいろあったんだと思いますが、初めての育児で初めての場所で、しかも自分のペースで行動できないっていうのは簡単なことではないと思います。きっと戸惑う人の方が多いと思います。

だから、私はお母さんたちが少しでも弱音を吐ける場所を作りたかった。自然に輪が広がって助け合える環境が作りたかった。転勤である日突然別の場所で生活することになっても戸惑わなくていいような情報を集めたかった。

そう思っていたことに気が付きました。

みんなが感じている生き辛さを吐き出せる場所が作りたい。そして少しでもその生き辛さを解消して笑顔になって欲しい。そんな笑顔の輪が広がる活動がしたい。

少しずつ少しずつ笑顔の輪が広がるように、そのためにもまずは私が笑顔でいられるように頑張っていこうと思います。

自分に出来ることなんて本当に微々たるもので、周りに教えてもらっていること、協力してもらっていることばかりで無力さを感じることもありますが、こんなに私の周りには協力してくれる人がいるんだ!こんなに応援してくれる人がいるんだ!と思うととても心強いです。本当にありがとうございます。

いつか恩返しできるよう、今は一歩一歩がんばります。